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Java Silver試験の一発合格を目指す方へ、この記事では、僕が実践した勉強スケジュールを赤裸々に公開します。
- 勉強も三日坊主でやめた経験がある
- 参考書が多くて悩んでしまう
- 何のために合格を目指していたのか目的を忘れる
このようなお悩みを抱える皆さんに対して、疑問を解消し、合格まで導きます。
実は僕も一度目の試験で失敗し、合格できなかった経験があります。
そうだったんですね。
独学での学習が難しいJavaでも、適切な方法でコツコツと努力すれば、確実に合格へと近づけるでしょう。
効果的な学習資料の選び方、そして試験合格後のキャリアアップも紹介しているので、なかなかスコアが伸びない。合格まで届かず悩んでいる人はぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
Java Silver試験とは?
Java Silver試験は、正式には「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格」と言います。
この試験では、Javaプログラミングの基本を深く理解しているかを評価されます。資格を手にすることは、Javaプログラマーとしての実力を持っていることの証明となり、プロとしてのキャリアを築くための大きな一歩を意味するでしょう。
試験の目的や内容をくわしく確認していきます。
Javaプログラマ試験は、オラクル社によって運営されているJava言語の能力を評価するテストです。
この試験には、参加者のスキルレベルに合わせた3つのカテゴリが存在します。
「Bronze」はJavaを始めたばかりのプログラマ、
「Silver」は基本的なスキルを持つ初級プログラマ、
「Gold」はより高度な知識を必要とする中上級プログラマに対応しています。
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。
https://www.oracle.com/jp/education/certification/jse11-5570635-ja.html
公式に記載されているとおり、Java Silver試験は、プログラミングの基本的な概念からJava言語の特有の機能まで、幅広い知識をテストすることで、技術者の基盤力を測定することを目的としています。
この試験に合格することは、自身のスキルを証明するだけでなく、将来の学習とキャリア形成においても非常に重要です。
- 幅広い知識のテスト:Javaの基本的な概念から特有の機能に至るまで、多岐にわたる知識が問われます。
- IT基礎力の証明:この試験は、プログラミングスキルだけでなく、IT技術者としての基礎力を測定します。
- 将来のキャリア形成にも影響:合格することは、自身のスキルを証明し、今後の学習とキャリアの発展において大きな意味を持ちます。
前提条件はありませんので、誰でも受験できます。対象者は以下のとおりです。
Java Silver試験は、Javaの入門者から既に一定の基礎を持つ方々まで、幅広い層を対象としています。
初めてのプログラミング学習者には、基礎から段階的にJavaを学ぶ良い機会を提供し、すでに知識がある方には、その知識を正式な形で証明するチャンスを与えます。
Java分野でプロフェッショナルなキャリアを築くことを目指す方にとって、Java Silver試験は、その技術力を公式に証明し、業界内での信頼性と専門性を高める重要なステップです。この資格を取得することにより、雇用の機会が広がり、キャリアアップにつながる可能性が高まるでしょう。
Java Silver試験に関する基本情報は以下の通りです。
なお、詳細な情報や最新の情報はOracle University公式サイトをご参照ください。
項目 | 内容 |
---|---|
試験名 | Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 |
試験形式 | 選択問題 |
出題数 | 80 問 |
試験時間 | 180分 |
合格ライン | 63 %(50問以上) |
受験料(税込) | 37,730 円 ※2023/12/1時点 |
受験方法 | オンライン試験もしくは試験センターでの受験 |
試験の内容 | プログラミングの基本構造、オブジェクト指向の原則、 モジュール・システム 等 |
資格の有効期間 | 18ヶ月 |
試験の範囲が広すぎて、どこから手をつけていいのか…
大丈夫、基本からコツコツとね。全ては一歩一歩の積み重ね。
Java Silverの概要を把握したところで、次に試験対策について見ていきましょう。
Java Silver試験の対策方法
Java Silver試験の準備では、単にたくさんのことを覚えるだけでは十分ではありません。
計画的に、どう学ぶかを考えながら進めることが大切です。合格に向けて効果的な学習方法を見つけ出しましょう。
Java Silver試験で要求されるのは、Javaプログラミングの基礎知識です。特に重要なポイントは以下のとおりです。
- 変数とデータ型:データの格納方法とその型についての理解。
- 制御構造:プログラムの流れを管理する技術、例えばif文やループなど。
- オブジェクト指向の原則:Javaの中核をなす概念で、クラスやオブジェクトに関する知識。
- エラー処理:例外処理を含む、プログラムのエラー管理方法。
これらの基礎をしっかりとマスターすることが、試験合格への道を切り開きます。
効果的な学習のために、特におすすめする参考書は以下の2点です。
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)
翔泳社 発売日:2019/11/18
この公式テキストは、試験内容を網羅的にカバーしており、基礎から応用までの知識が体系的に学べます。
分かりやすい説明と、各章ごとに設けられた多数の練習問題、さらには2セットの実践的な模擬試験が収められています。
Javaの基礎から学べる内容で、初心者にも理解しやすく作られており、2色刷りの見やすいレイアウトでポイントがすぐに把握できます。また、サンプルコードを用いて実際に手を動かしながら学べる点もポイントです。
徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
インプレス 発売日:2019/10/18
実際の試験と同様の形式の問題を多数収録しており、試験への具体的な対策が可能です。
一回で合格を目指す方や、総仕上げとして実力を図りたい方にはおすすめします!
ちなみに僕の場合は、実務経験がある状態でしたので、一冊目の参考書だけで合格できました。
スケジュールや実務経験の有無に応じて、参考書を選択されるとよいですよ。
次に効果的な勉強法をお伝えします。参考書を使用した方法になりますので、是非参考ください。
効果的な勉強法では先ほど紹介した「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)」と「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応」を活用して3ステップで紹介します。
最初に「オラクル認定資格教科書」で基礎理論を学び、その後「徹底攻略問題集」で実際の試験問題にチャレンジしてみましょう。
理論学習と実践問題を交互に行うことで、知識が定着しやすくなります。
学んだ理論を実際にコードにしてみることで、理解が深まります。
「オラクル認定資格教科書」にサンプルコードがついていますので、そのまま実行して確認するだけでも効果的です。
不正解の選択肢のコードを実行してみたり、選択肢とは違うコードを入力して実行することで応用問題にも対応できるでしょう。
「徹底攻略問題集」では、時間を計って実際の試験のような環境で模擬試験を行うことが有効です。
さらに一度で終わらずに試験までは繰り返し実施することで試験への慣れにもなるでしょう。
実際のコーディング練習って、どの程度までやればいいんですか?
コーディングで大事なのは量より質。理解したことをしっかり実践で試すこと。小問題をそのまま実行して実際に確認するだけでも理解につながるよ。
これらの学習手法を取り入れることで、試験に自信を持って臨む準備が整います。次は、これらの学習対策に基づいた実際の勉強スケジュールと私の経験を紹介します。
勉強スケジュールと経験談
Java Silver試験合格への道のりには、計画的な学習が不可欠です。僕の経験をもとに、具体的な学習スケジュールを大公開しますので参考にしてください。
日々の勉強スケジュールは、こんな感じです。1日あたり2~2.5時間を勉強時間にあてています。
まず、朝の時間を活用して、前日に学んだ範囲の練習問題や試験日に近づくと模擬試験を1時間程度実施しました。
起きさえすれば唯一確実に割り当てられる時間ですからね。勉強を継続することも大事なのでこの時間だけは死守して勉強してました。
次に通勤時間や昼休憩の隙間時間(図の※印の部分)には、参考書を読み込んでインプットします。時間を作って学習するよりもいかに問題を解けるかが合格のカギだと思い、①時間があるときは問題を解く。②時間がないときは隙間時間にインプット。
その点だけ意識して勉強していました。
寝るまでの自由時間には、コーディング練習に当てていましたが、疲れて出来ない日もあったので元気があればやる!ぐらいの気持ちでいました。(実際は、ゲームしたり、YouTube見たり、遊びも必要ですし)
試験の直前、特に最後の一週間前の過ごし方はとても重要です。
僕の場合は、苦手分野を集中的に勉強する代わりに、ひたすら模擬試験を解きました。
また、実際の試験と同じ時間制限を設けて解くことで、時間配分をマスターし、試験本番でなるべく緊張しないように準備を整えました。
この最終確認は、実際の試験でのパフォーマンスに大いに役立つことになります。
ここまでで、Java Silver試験の学習方法についての僕の経験を共有しました。
試験前の最終チェックでは苦手分野を克服しなかったんですか?
そう!というのも、合格ラインが80問中50問正解。
ということは、30問は間違えてもOK。
試験直前は自信を持って解ける問題を中心に解くことで、心理的な安定を保つことが大事だと思うよ
次に、よく寄せられる質問とその答えを見ていきましょう。成功への近道がここにあるかもしれません。
よくあるご質問
Java Silver試験に挑む皆さんからよく聞かれる質問とその答えを、わかりやすくまとめてみました。
FAQ
よくあるご質問
難易度はどれくらい?
Javaの基本をしっかりと理解していれば、難易度は十分に対応可能です。
合格するためには何時間勉強すべき?
僕の場合は、5年近くJava開発に携わっていたのですがそれでも約120時間です。
合格率はどのくらい?
試験の結果はいつわかる?
次は、試験合格後の道について探ってみましょう。
合格後のキャリアパスとスキルアップ
Java Silver試験に合格したら、自分のキャリアやスキルアップについて考える時がきます。ここでは、合格後の道のり、さらなる資格の取得、そして技術の磨き方について、わかりやすく解説します。
就職機会の拡大
Java Silverの資格を取ると、Javaプログラミング言語の基本を理解していることが証明されます。これによって、プログラミングの初心者向けの仕事やソフトウェアを作る仕事を見つけやすくなります。
長期的なキャリア展望
この資格を持っていると、もっと高いレベルの資格を目指しやすくなります。そうすることで、将来、より良い仕事に就ける準備ができます。
プロジェクト参加
Java Silverを取得したら是非実践で活用してみてください。
体系的に学習して試験に合格したあなたなら、実案件でもしっかりと活躍できるでしょう。
実際のビジネスシーンで遭遇する問題を解決する経験は、座学だけでは得られない実務スキルを身につけさせます。資格を取得できたという自信をもって、業務でも存分に力を発揮しましょう。
最新技術の習得
Javaプログラミングは絶えず変化していますよね。最新のフレームワークやライブラリを学び、技術の最新動向に常に注意を払うことが大切です。
試験に合格した今、新技術を素早く学ぶことができるでしょう。IT業界では、継続した学習が欠かせません。最新のトレンドにも目を向け、知識を広げていきましょう。
Java Silverを取った後は、どんな新しい技術に挑戦するのがいいんですか?
今はクラウド技術やAIが熱いよ。Java Silverで基礎を固めた後は、これらの分野にチャレンジしてみるといい。常に新しい技術を学ぶ心構えが、エンジニアとして長く活躍する秘訣だからね。
Java Silver試験に合格した後の進路を考えるとき、上記の情報がお役に立てば嬉しいです。さいごに、この記事の主なポイントをまとめて、これからのステップを考えてみましょう。
まとめ
この記事では、Java Silver試験の基本情報、試験対策、そして合格後のキャリアパスについて説明しました。Java Silver試験は、Javaプログラミングの基礎を学ぶための重要な第一歩であり、これを通じて得られる知識と経験は、将来のプログラミングの仕事において大変価値があります。
- Java Silver試験とは:Javaプログラミングの基礎を評価する試験です。
- 試験対策:
- よくある質問:試験の難易度、勉強に必要な時間、合格率などについて。
Java Silver試験の合格は、プログラミングの世界で成功するための大きなスタート地点です。これからも学び続け、技術者としてのキャリアを充実させましょう。
本日はここまで、合格できることを応援しています!
ありがとうございました。